落語シリーズ (1) 三人目の幽霊 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
衝撃の辞令を受けて泣く泣く「季刊落語」編集部の一員となった間宮緑は、牧編集長の洞察力に感嘆しきり。風采は上がらず食べ物に執着しない牧だが、長年の経験で培った観察眼に物を言わせ、しばしば名探偵の横顔を見せるのだ。寄席の騒動や緑の友人が発したSOS、山荘の奇天烈も劇的な幕切れはご覧の通り。第4回創元推理短編賞佳作の表題作など5編を収める。意表を衝く展開を経て鮮やかに収斂する、妙趣あふれるデビュー連作集。
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧