日本人の自伝43 田山花袋 『東京の三十年』 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
田山花袋は群馬県に生まれ、幼い頃に父が死亡したため9歳で丁稚奉公に出るなど、苦労して育つ。日露戦争の従軍記者を務めた頃、自然主義文学に目覚め、小説『蒲団』によって島崎藤村と並ぶ自然主義文学の代表作家となった。《東京の三十年》は、著者の小説にもみられる感傷・詠嘆調で語られた自伝であり、また、明治中期から大正初めにかけての文壇史と、東京を中心とした地域の風俗資料としての価値を併せ持っている。
作品情報
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