COPD 慢性閉塞性肺疾患(よくわかる最新医学) 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は500万人とも700万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位。さらに年々増加傾向にあり、世界では2020年に死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まりゆっくり進むため見過ごされがちです。重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ、早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。
作品情報
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