花岡事件の人たち 中国人強制連行の記録 電子書籍版
660円(税込)
作品内容
第二次世界大戦の最中に中国で捕まり日本に強制連行されて秋田県の花岡炭鉱で働かされ、終戦後も花岡事件裁判の証人として日本に残されたまま永住している三人の話が、本書の柱である。彼らの話は、生き方の強さ、戦争のむごたらしさとともに、われわれ日本人に、戦争責任とは何か、人間が生きるとは何かといったことを、日常の生活感覚のなかで問いかけてくる――。十数年にわたる聞き取りによってなし得た労作。
作品情報
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