10万年の世界経済史 電子書籍版
2244円(税込)
作品内容
産業革命は、「偶然」がもたらした──膨大なデータを駆使し、経済発展の根本原理に迫る世界経済はなぜかくも不均衡に発展したのか。「マルサスの罠」と「大いなる分岐」を切り口にその歴史的展開を一望する壮大な試み。解説 小野塚知二===世界経済はなぜかくも不均衡に発達したのか。産業革命が他のどこでもなく、18世紀英国において起こったのはどうしてなのか。石器時代以降、長らく人類の歴史は「マルサスの罠」と呼ばれる、技術革新による生産性向上が人口増加によって相殺され、総体として生活水準などが改善しない状態が続いていた。その軛から私たちを解き放った決定的出来事こそ、産業革命だった。本書では、世界経済史を包括的な視座のもとに一望し、多様な統計データを駆使することで、産業革命をもたらした真の要因を浮き彫りにしていく。経済発展とその不均衡を作り出す根本原理に迫る壮大な試み。解説 小野塚知二【目次】序文第1章 概論 世界経済史のあらまし第I部 マルサスの罠――一八〇〇年以前の経済活動第2章 マルサス的経済の論理第3章 生活水準第4章 出生率第5章 平均余命第6章 マルサスとダーウィン――もっとも豊かな者が生き残る社会第7章 技術進歩第8章 社会制度と経済成長第9章 近代的な人間の登場第II部 産業革命第10章 近代的な経済成長――国富の形成第11章 産業革命の謎第12章 英国の産業革命第13章 産業革命はなぜ中国やインド、日本ではなく、英国で起きたのか第14章 産業革命の社会的影響第III部 大いなる分岐第15章 一八〇〇年以降の世界における経済成長第16章 格差拡大の近因第17章 なぜ世界全体が発展しなかったのか第18章 結論 未知の新世界謝辞/文庫版訳者あとがきにかえて/解説(小野塚知二)/原注/数学的補遺/参考文献/索引
作品情報
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