心はこうして敵と味方をつくりだす ――分断と争いの社会心理学 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
人はなぜ「我々」と「ヤツら」に分かれるのか?隣の部署、外国人、富裕層、エリート、若手とベテラン、右派と左派、男と女――人はつい「我々」と「ヤツら」に線を引き、その「敵」を容赦なく叩いてしまう。なぜ人は、ときに集団の一員として敵への攻撃に駆り立てられるのか。異なる価値観をもつ人々と共に生きるには、「敵を作りがち」な私たち自身の心のクセを知っておく必要がある。職場での摩擦や民族対立、SNS炎上、陰謀論など。身近なギスギスから社会の深刻な分断まで、その背後にある集団心理のメカニズムを読み解く。===【目次】はじめに――「我々」と「ヤツら」に線を引く心第一章 「我々」として敵と争う――社会的アイデンティティ1 「私」から「我々」へと切り替わる2 紛争状況――我々のために戦おうとするとき3 優越感――「我々こそ上だ」と思うとき第一章のポイント第二章 仲間が見ているから暴走する――賞賛獲得と拒否回避1 褒められるために攻撃する――仲間内の英雄になりたい2 嫌われないために攻撃する――仲間はずれになりたくない第二章のポイント第三章 「我々」はなぜ都合のよい世界しか見えないのか――内集団中心バイアス1 同じ情報でも「ウチ」と「ソト」では違って見える2 バイアスの原因は「結論ありき」で考えるから3 バイアスにブレーキをかけるには第三章のポイント第四章 なぜ左と右はわかりあえないのか――イデオロギーと政治1 政治イデオロギーはいかにして暴力と結びつくか2 右派的価値観はよそ者に厳しくなりやすい3 左派集団 vs. 右派集団――党派間対立4 インターネットで強まる政治的分断第四章のポイント第五章 「よそ者」はいかにして「敵」となるのか――脅威・被害・報復1 ヤツらの何がどう怖いのか?――脅威2 やられたから復讐する――被害と報復3 我々は被害者だ――被害感第五章のポイント第六章 闇の勢力が我々を狙っている――陰謀論1 陰謀論を個人ではなく集団心理から読み解く2 陰謀論で生じる二つの集団目標3 陰謀論にどう向き合うか第六章のポイント第七章 「やっつけろ」が当たり前の世界で起こること――暴力的な規範・文化1 規範は集団のアクセルにもブレーキにもなる2 暴力や偏見を後押しする規範3 文化に根づいた暴力的規範4 規範を反転させるためには――ヘイトから反ヘイトへ第七章のポイントおわりに――敵をつくる心を知ったその先に注===
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