シャーロック・ホームズの最後のあいさつ【阿部知二訳】 電子書籍版
330円(税込)
作品内容
ここに名探偵シャーロック・ホームズは、全世界の読者にむかって最後のあいさつをおくることになった。ドイル晩年の第四短編集で、1908年から1917年へかけて発表された全7編を収録する。怪奇小説的な展開を示す「藤(ウイスタリア)荘」、希代の悪党を向こうにまわしてホームズが秘策をねる「フランシス・カーファクス姫の失踪」、下宿人の不審な挙動から真相に到達する「赤輪党」、恐怖の一夜の怪をさぐる「悪魔の足」、切り取った耳が送られてくる不気味な発端の「ボール箱」、そして「シャーロック・ホームズの閉幕詞」と題された「最後のあいさつ」等、ホームズにはじまり、ホームズにつきるとまで絶賛される本格的短編の粋!他、「ブルース=パーティントン設計書」「瀕死の探偵」収録。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧